こんばんはです。

最近はかつて盛り上がった新興格闘技である総合格闘技やK-1も
息を吹き返しつつありますが、相撲、ボクシング、プロレスといった
往年の格闘技が盛り上がりつつあるので、
バブルではなく、息の長い景気回復期に入ったのかと、
持論の格闘技経済論目線では見ていたのですが・・・
(目先の市場が危ういという目線に変わりはないのであしからず)
何やら相撲界では、横綱の日馬富士が同郷力士に対する暴行事件を起こし、
被害を受けた力士が被害届を出したそうで・・・

せっかく日本人横綱の稀勢の里が誕生したり、個性のある力士も増え、
若貴ブーム以来の盛り上がりとも言われていただけに、
この騒動が盛り上がりに冷や水を差すようだと、
格闘技経済論目線(市場目線)でもよろしくないことではあります。

そもそも相撲界とか、プロのあるスポーツ界とか、歌舞伎等の芸能もしかり
異常な世界だからこそカネを取れるとも思うだけに
世間の常識論を持ち込むのはどうかとも思いますけど、
荒稽古等でのケガではなく、ビール瓶で殴打して病院送りだとね・・・
かと言って、朝青龍のような一般人相手の暴行ではなく、
相手が力士だからと言っても許される御時世ではないですし
刑事事件となるとさすがに日馬富士も引退を余儀なくされそうなので
くれぐれも相撲人気が凋落しないことを願うばかりです。

ちなみに持論の格闘技経済論を簡単に言えば、
豊かになると血を欲するという理屈です(歴史が証明してます)。

そんな格闘技経済論目線での懸念は置いといて、
昨夜の米国市場では、連日のように気にしている米長期金利が、
4月・7月に米株の頭を抑えた水準である2.4%を再び超えましたが、
昨夜はドルが小幅高、原油反落だったことも米株の頭を抑えたのか、
単純に税制改革への懸念もあるからなのか、
米株は商い減少でのほぼ横ばいの小反発で終えており(ダウは商い増)、
昨年末の様な米債券安(米長短金利上昇)ドル高・商いの伴った米株高
というゴリゴリのトランプラリーとはならず、
またしても単なる節目に過ぎないながらも長期金利が2.4%を超えると
米株の上値が重くなる症状が見受けられます。
(米2年債利回りは9年ぶりの水準、短期債利回りもほぼ同様)

米国のマクロ・ミクロの両環境が、
「足元」の堅調だけでなく「先行き」も堅調だということならば、
金融引締めにも耐えられるということになり、
金融政策の影響が大きい米短期債・2年債利回りの急上昇だけでなく、
景気の先行きを反映する米長期金利も上昇し(物価も)、
さらにドル高も進み、それにも屈せず米株高となるのですが・・・

本日の引け後である18時時点では、
米長期金利が2.4%を維持しながらもドル安というチグハグだからなのか
米株も小幅高で推移しているので、今夜の動きが注目ですが、
米株が屈することになれば、米景気の「先行き」への安心感として、
米税制改革が市場の満足する内容で実現することが必須と言えます。

万が一、米税制改革が実現・・・じゃなくとも実現観測が高まったのに
米債券安(米金利上昇)米株安となるようだと、
税制改革による先行きの押し上げ効果が乏しいという解釈だけでなく
税制改革そのものが米財政を圧迫させるとの解釈での債券安・株安となり
それでも金融引締め姿勢だけは緩めないということになれば、
連日の様に書いている債券安・ドル高・株安
という厄介なマネーの逆流となります
もしかしたら可能性は低いですけど、トリプル安もあり得るかも・・・

まぁ小難しい背景はともかく、市場目線での目先の焦点としては
米長期金利が2.4%を超えると共に商いの伴った株高となるかどうかです
理想はドル高と原油高も加わることです。

少なくとも現在(18時)は米債券高(米金利低下)ではなく
米債券安(米長短金利上昇、長期金利2.4超え)を維持しているので
カリアゲやサウジ等を警戒したリスクオフ色は薄いと言えます。

ちなみに米債券高(米金利低下)米株高という動きになったとしても
アテにならん動きと見ておきましょう。

そして今夜は米上院共和党が、不評だったというか、
下院案と乖離した税制改革草案の修正版を公表するようなので、
下院案に歩み寄った内容に修正されていたり、
実現性の高い落としどころが見つかるとの観測が高まり、
米長期金利上昇(2.4%超え)にも屈しない商いの伴った米株高となれば
結局は何ショックやったの?何きっかけの嵐やったの?
という単なる押し目やった・・・となる可能性も無きにしも非ずですが、
余程の商いを伴わないことには、
足元の過熱した需給面からの巻き戻し圧力がありますので、
いずれにせよ長くても債務上限引き上げ期限かFOMCまで
という賞味期限の短いものでしょうけどね。
(米債券安・ドル高ではなくドル安・米株高ならば尚更です)

それにしても米国は金融政策が正常化に向かい、
税制改革が市場が期待する内容にならなかったとしても、
減税に向かうのですから(英欧も)、
羨ましいというか真っ当だなと思うと同時に、
未だ金融政策は薬漬け(金融緩和)な上に増税に向かっている我が国は、
いくら出生率の高い米国とは違って少子高齢化の国とかデフレとは言え、
果たしてこれでいいのかと心配にはなります。

そういえば話題になっているパラダイス銀河ならぬ文書のたぐいが
今後も他のタックスヘイブンからも漏れるようなことが起き、
そこから日本のというか与党の政治家の名前があったりした日にゃあ
増税するくせにお前は・・・と大炎上しそうですけど(笑)
今のところは大丈夫でしょうけどね。

そんな先進国の中で異彩を放つ我が国ですが、
現在(18時)の先物は小幅高ながら
本日の現物は横ばいで終えており(TOPIXは小幅安)、
商いは2.99兆円とほぼ3兆円での下げとも言えますので、
先週木曜日から始まったバンジージャンプが止まったとは言えず、
好意的に見てもビヨヨーンと揺れている最中であり、
誰かに引き上げられるように(何かをきっかけに)
商いの伴った反発が続いて元の飛び降り位置まで戻るか、
せめて揺れが止まらないことには、まだまだ危ういと言えます。

そしていくら我が国が異彩を放っていようとも、
世界の景気びんびん株としては、海の向こうを無視するわけにはいかず、
国内の需給環境も過熱気味ですから
せめて主役である米国市場が先に述べたような動きにならないことには
国内目線(環境や材料)だけではどうにもならないです。

ちなみに海の向こうを含めた動くきっかけになる
今夜から明後日までという超目先でのイベント等は・・・

 14日 国内企業決算一巡
    ASEAN首脳会議閉幕、ASEANプラス3(日中韓)首脳会議
    東アジアサミット、日米韓合同軍事演習終了
    トランプマンのアジアツアー終了(カリアゲリスク再燃?)
    IEA石油市場月報、独7-9月期GDP、英10月消費者物価、
    独&ユーロ圏11月ZEW景況感調査、シカゴ連銀総裁講演
    イエレンFRB議長、ドラギECB総裁、カーニー英中銀総裁、
    黒田日銀総裁らが討論会参加、ホームデポ決算
    米上院共和党が税制改革草案の修正版を発表

 15日 45日前ルール該当日、7-9月期GDP速報値、10月訪日外客数
    シカゴ連銀総裁講演、米週間原油在庫
    米10月消費者物価、米10月小売売上高、米11月NY連銀製造業
    ターゲット、シスコシステムズ決算

 16日 20年債入札、欧州新車販売、ユーロ圏10月消費者物価改定値
    カーニー英中銀総裁講演、コンスタンシオECB副総裁講演
    米11月フィラデルフィア連銀製造業、米10月鉱工業生産
    米11月NAHB住宅市場指数、
    ダラス連銀総裁講演、ブレイナードFRB理事講演、
    ウォルマート、ベストバイ、Aマテリアルズ決算
    トランプマンが共和党下院議員と税制改革等の協議

といったところなので、今夜も盛り沢山ですが、
明日が今週の最大のヤマ場であることに変わりはないです。

明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、小難しい背景等は置いといて、
市場の動きで判断するならば、以上に書いた繰り返しになりますが、
米長期金利2.4%を超える(米長期債安)と共に商いの伴った米株高、
我が国は商いの伴った株高が「継続」するまでは
嵐が収まったとは判断せず、その日限りの勝負に留めておきましょう。
理想としてはドル高(円安)、原油高(高値維持でも)も伴いながら
昨年末のようなトランプラリーが継続することです。
そして今夜から明晩はヤマ場ではありますので、
良い意味での転機となる可能性もありますが、明日は特に御注意ください。

腰を据えて構えている方は、昨日時点で一旦は撤退したとは思いますが
ここまで上げて来た余裕もあり、撤退せずに王者の風格で構えたままの方は
もはや判断はお任せしますが、一応、明晩がヤマ場であり
今夜もイベントはテンコ盛りなので、くれぐれも御注意ください。

新たに腰を据えて参戦する方については、
持ち越し短期勝負の項で書いた通りの状況になるまでは、
少なくとも腰を据えて新たに参戦する必要はないです。
本日で国内企業決算も一巡したので、
嵐が収まるまでは、銘柄選別する時間に費やせばいいと思うばかりです。

新興市場については、海の向こうと主力大型株の嵐が続いている中、
本日のマザは商いを伴っての続落、JQは商いを伴っての反落となり
昨日まで商いを伴って大幅に3日続落した2部は反発したものの商い減
といった状況なので、シンプルに商いの伴った上昇が「継続」するまでは、
資金の流入している国策&テーマ株や好決算銘柄以外は、
慎重に構えておいた方がいいでしょう。

先にも述べた通り、海の向こうと主力大型株の嵐は収まっておらず、
今夜と明日は国内外共にヤマ場とも言えるイベントが多く、
嵐が継続&拡大するようだと、新興市場も無視はできないので、
今夜から明晩にかけては特に御注意ください。

そして新興市場とも連動性の高いFANGを始め米欧日のハイテク株
新興市場とハイテク株に影響する債券・金利動向(特に金利上昇)、
新興市場(個人)とも密接な任天堂とハゲバンクの動向、
他にも新興市場と広い意味で一括りにされがちなHY債や仮想通貨動向、
これらの動向は注視しておきましょう。
(特にHY債は足元で崩れつつあり、ビットコインは乱高下してます)

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Source: 不沈艦日記