私は講演の問い合わせがあると
資料をどっさりと送ります。

講演資料はメールで送ることもできますが、
わざわざ宅急便で送ります。

なぜか?その理由は・・・
ところで、あなたは
名刺交換をしたときに
相手の方の名刺がぺらぺらの薄い名刺だと
なんだかその人自体やその人の仕事内容が
「軽く」感じたことがありませんか。
反対に厚みのある名刺をもらうと
相手の存在も重く、大きく感じたことはありませんか。
心理学の実験結果からも明らかになっているのですが
相手に渡す資料は分厚く、重いほうが高級感や重厚感が
伝わることが分かっています。

だからもしあなたがお客様に資料を手渡す時には
その重みにも注意を払うべきです。
私は企画書を提出する時は必ず厚みのあるファイルで製本して
プレゼンテーションを行うようになりました。

企画書の内容も要点は最初の数ページで
理解できるように書きますが、その企画の背景となった
補足資料などをわざと添付して企画書自体のページ数を増やして、
厚みを増しています。

なにごとも軽薄短小化が好まれて、
重・厚・長・大は避けられる時代ですが、
「重要」「重大」「大切」という言葉には
重みや大きさを意味する漢字が使われていますし、
「軽率」「浅はか」「薄っぺら」などは
軽さや薄さを意味する漢字が使われています。

このことからも人は重さ、大きさ、厚み、
軽さ、薄さにある種のイメージを抱いていることが分かります。
私は講演の問い合わせがあると
資料をどっさりと送ります・・・と書きましたが
その理由が分かりましたね。
講演資料はメールで送ることもできます。
しかし、私はわざわざ宅急便で送ります。
メールでは重みが伝わらないもんね。
商売は経済学より、心理学・・・。


Source: 商売繁盛心理学・ビジネス心理学講師 酒井とし夫