楽勝でできることを徹底的に

「楽勝でできることを、徹底的にやる」
(「戦略がすべて」瀧本哲史著 新潮社)

先日、ある方とお話をしました。
その方は特定の専門分野の実績と経験が
あります。

でも、今はその人自身が思うほどには
仕事が無いようです。
その方が次のように言いました。
「これから○○を勉強しようと思っている。
次は※※の資格にも興味がある。」
○○も※※もその方の専門分野とは
まったく関係がありません。

私は2つのことで驚きました。
1つ目はもちろんその方の向上心です。
2つ目は次のことです。
「なぜ、自分の強みを他に負けないように
さらに研ぎ澄まさないのだろう?」
私はこの2つのことを
頻繁に感じます。
「これから○○を勉強しようと思います。
△△にも興味があります。
□□も学ぼうと思います。
さらに※※にも首を突っ込んでいます。」
このような言葉を聞くたびに
「素晴らしい向上心だ!」
と思い、そして
「この人はいったいどこを目指しているんだ??」
っと感じます。
私自身がさまざまな資格を持っていますが、
それは次の一点のみが理由です。

【講演活動に箔をつけるため】
これだけです。
自分の強みをさらに尖らすために
取得しているだけです。
もし、あなたが自分の知識と教養をさらに広め、深めたい場合は
○○も△△も□□も※※も【アリ】だと思います。
でも、すでに独立していて、フリーや
個人事業主としての仕事の受注が目的であれば
○○も△△も□□も※※も【ナシ】だと思います。

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おそらく今から
○○を勉強しても、
△△をマスターしても、
□□のスクールに通っても
※※の資格を取得しても
あなたにお客様を見つける能力がなければ
数か月か数年先に
「うーん、○○と△△と□□と※※を
手に入れたけど・・・仕事にならないぞ。なんで?」
と思うはずです。
そんなことをする暇があれば
次のことを真剣に考えたほうがいい。
・あなたが今までに一番時間とお金を費やしてきたものは何?

・あなたの知識やスキルを必要としているのは誰?

・その人はどこにいるの?

・その人たちに自分の存在を知らしめるにはどうすればいい?

・その人たちに「ぜひ売ってください」と言われるためには何をどうすればいい?
知識や資格がお客様を連れてくるのではありませんよね。
人と言うのは
【在るもの】よりも【無いもの】に
【価値をおく】傾向があります。
だから、今までの自分の経験、知識、技能(=在るもの)を軽んじ、
いまだ取得していない資格や知識や技能(=無いもの)に
宝物があるように思ってしまいます。
でも、これはあなたにもお分かりのとおり
【青い鳥】であることが多いです。

目的に手段を合わせるのではなく、
手持ちの手段で実現できる目的を探すのが
弱者の戦略。
簡単に言うと
手持ちの駒で、
楽勝で勝てることを、
徹底的にやろう、
ということ。
案外、多くの人にとって
青い鳥はすでに
そこに居る、のです。

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Source: 商売繁盛心理学・ビジネス心理学講師 酒井とし夫